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Posted by TI-DA at

2016年04月23日

 4月23日 読谷村よりお届けしま~す

はいたい!!
ぐす~よ~ ちゅ~うがなびら三線
(こんにちは!みなさん、ご機嫌いかがですか?)
沖縄県ドクターヘリ フライトナースにしめ~ですびっくり!!



























九州の地震から早くも一週間が経ちました。
今も過酷な避難生活を続けておられる被災者の方々が、一日も早く日常生活に戻れる事を願っております。
また、懸命な救出や捜索活動をしている方々、医療や福祉、ボランティアスタッフの方々、くれぐれもお身体に気をつけて下さい。

当院のDMATは、4月16日現地入りし、3泊4日で活動し19日に無事帰還しました。
活動内容は、避難所の状況確認や、ドクターヘリ駐機場の立ち上げと運行調整をおこなったようです。
今後も、出動要請があれば病院全体でバックアップしていきたいですピカピカ






















本日の沖縄は、27度 夏日和やし 最高気温は、な、なんと29度キョロキョロ
沖縄国際映画祭も始まりました~ 
4月23日 24日 浦添市てだこホールでは、うらそえ産業まつりが開催されています。
当院のDrCar展示も行っていますので、お時間のある方は足を運んでみてはいかがですか赤ハイビスカス

本日のフライトドクターは、海に入りたくてウズウズしております青しまぞおり私もですが。。。
海の事故も増えてきますので、皆さん体調管理をしっかりして、安全に楽しく、これからの梅雨、夏を、乗り切りましょうパンチ!




  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 15:17Comments(0)

2016年04月03日

2015年度(平成27年度)沖縄県ドクターヘリ活動実績概算報告

はいさい

昨年度の沖縄県ドクターヘリの活動報告をしまっす

まだ概算ですが、大体の感じはこれで掴めると思います。








現場要請は、4年前は90件以下でしたので、増加しているのですが、ここ数年は頭打ちです。
外傷症例も増えていますが、まだまだRTSを見る限りは、重症外傷は少ないです。
CPAか、軽症かという感じですね

RTSとは、外傷症例の収縮期血圧、呼吸数、意識レベルから重症度を判定するスコアリングで、数値が小さいほど重症です。
ですので、我々の現場活動で、悪さはしていないということぐらいしか言えないですね。
もっと頑張らなきゃ

全体のキャンセル率は、16%ですが、現場要請だけにすると、30%になります。

また、沖縄県は離島が多いので、平均飛行時間(1回のミッション毎)は、全国でもダントツに長いですがーん

現在、搬送後の転帰調査を行っていますので、これから報告していけると思います。

各消防本部のみなさま、ヘリコプターを呼ぶのは気がひけるかもしれませんが、みなさんの現場活動を少しでも安心してできるよう我々も頑張りますので、遠慮なく要請してください。

そして、こうしたらもっと楽になるなど要望があったらどしどし言ってください。

みんなで、沖縄県の救急医療をよくして行きましょう!  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 11:42Comments(0)ドクターヘリ

2016年04月03日

新年度!

はいさい! 空飛ぶひ〜じゃ〜です!

ずいぶん、サボってましたうわーん

すいません

さて、いよいよ新年度が始まりました!

浦添総合病院 救急集中治療部にも新しい仲間が増えました。
紹介はまたの機会にします。お楽しみに

沖縄は、暑い日が続くようになってきました。今日も快晴です!




写真は、夕方みたいですが朝8時です。

これから水難事故が増えてきます。

みなさん、気をつけて、楽しく遊びましょう!


  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 08:37Comments(1)

2016年02月01日

ある離島でのファインプレー

はいさい! 空飛ぶひ〜じゃ〜こと、浦添総合病院救命救急センター長 八木正晴です。

今回は、ある離島診療所の医師が、素晴らしい判断でドクターヘリを要請し、一緒に医療活動することができたので、みなさんにご報告と、協力していただいた離島の方々へ感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 某月某日ダイビング中にその事故が起きました。60歳台の男性が、ダイビング中に突然意識消失したため、船に引き上げました。男性は反応がなかったためすぐに心肺蘇生術が開始され、近くの島へ搬送されました。連絡を受けた離島診療所医師は、港へ迎えに行く準備をしつつ、ドクターヘリを要請しました。そして、いつも使用しているランデブーポイントではなく、船が到着する港へ着陸を要請したのです。
 我々はすぐに離陸しました。我々が到着した時にはすでに、離島診療所医師は、治療開始していましたが、直近にドクターヘリを降ろしてくれたおかげで、フライトスタッフもすぐに患者に接触することができました。
必要な処置を行ってすぐにドクターヘリに患者を収容し、本島の救命救急センターへ搬送することができました。残念ながら患者さんを救命することはできませんでしたが、実はこの何てことのなさそうな活動の中には、ダイビングショップスタッフと診療所医師の素晴らしい判断があったのです。
①ダイビングショップスタッフの好判断
 実は、本症例のダイビングショップは、揚陸した島の店ではなかったのです。通常沖で事故があると自分たちの島に帰りがちですが、今回はより的には自分たちの島が近かったようですが、潮流の関係上今回揚陸した島に行くのが早いと判断したそうです。

②離島診療所医師の好判断
 いつもだと、ダイビング中の事故は、診療所まで連れて行かれます。そこからドクターヘリが要請されるので、実際に事故が起こってからドクターヘリで救命救急センターまで搬送されるのに1時間以上かかることが普通でした。診療所医師が二次救命処置(人工呼吸と薬剤投与など)を施すまでに、15〜30分は最低かかります(事故発生場所による)。その間は、不安定な船の上で必死の心肺蘇生が行われるわけです。
しかし、今回の症例は、診療所医師が港へ行き、そこへドクターヘリを要請するという機転を働かせることによって、30分も救命救急センターへ搬入する時間を短縮することができました。


(写真は本件と無関係です)

 救命することはできませんでしたが、このような現場のスタッフたちの患者を助けたいという意思が、かならずいつか身を結ぶと信じています。

 しかし、いいことばかりではありません。いつも降りない場所にヘリコプターが降りるということは、着陸時のダウンウオッシュによって、島の人たちの財産を壊してしまうかもしれないということです。今回はたまたま器物の破損はなかったようですが、この先はわかりません。
もちろん、着陸前にパイロットが危険を感じたら着陸はしませんが、100%の保障はできません。

 患者さんのそばにいる人(今回はダイビングショップのスタッフ)、離島診療所の医師・看護師・事務、村役場の職員、消防団員とすべての人たちが一人の命を救うために団結したことが僕はとても素晴らしいと素直に感動しました。そして、そんな一途な人たちのお手伝いができることがとても嬉しいです。

 沖縄県は観光立県として、離島での事故に対しても人命第一に、県を挙げて、島を挙げて協力してくれていることがよく分かる一件でした。

   
 今後も一人でも救命できるよう我々沖縄県ドクターヘリも頑張って行きますので、みなさん応援よろしくお願いします。


  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 16:58Comments(4)現場

2016年01月11日

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

空飛ぶひ〜じゃ〜こと、浦添総合病院救命救急センター長の八木正晴です。

今年も宜しくお願いします。

今日は、1件離島搬送を行いましたが、飛行中に天候が崩れ、とうとうほとんど飛べないような天候になってしまいました。



さて、運行開始から7年が経過した沖縄県ドクターヘリですが、ここに来て最大の危機が

沖縄県は、基地発信方式を採用しており、基地病院ではなく、読谷村に発信基地があります。

そのドクターヘリ基地を1年以内に移設しなければならなくなりました。

現在県をあげて、移転先を探しております。

そんな状況ですが、ドクターヘリは、そのことを理由に休んだりはしませんので、ご安心ください。

沖縄県ドクターヘリは、これからも沖縄のために頑張りますので、宜しくお願いします。

  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 15:40Comments(2)

2016年01月01日

あけましておめでとうございます

2016年 元旦。
みなさま あけましておめでとうございます。
本日の担当フライトドクター ピッコロです。
昨年度中は、関係各方面の皆様方には大変おせわになりました。
本年も、地域の皆様の安心のため、より一層の連携を保ちつつ有効なヘリ運航に努めて参ります。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願いします。

さて、2016年最初のミッションは離島からの要請でした。
無事任務完了。搬送先病院の先生に引き継がせていただきました。

これから、ささやかながらお正月気分でランチです。

スタッフの用意してくださった、お雑煮、御節料理を囲みます。

今日の沖縄は最高気温24度。暖かい一日になりそうです。

  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 11:49Comments(0)

2015年12月23日

看護師のヒヨコ達

皆さんおはようございます。寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
動物と海をこよなく愛するsea-zooシュノーケルパンダです。


 先日、看護師のヒヨコひよこさん、ぐしかわ看護学校の生徒さん20名が読谷へリポートへ遊びに来ました。

まずは、いつでも要請が入ってもいいように(?)搭乗体験、写真撮影から開始びっくり


その後、パイロット了解からヘリの概要を説明を行ないました。


ヘリの大きさ・重さなどから、どのくらいの広さの場所に降りることができるか?どのくらいの早さで飛行しているのか?有視界飛行であること、海上を飛ぶ事が多いためフロートがついていること・・・・・など、ヘリのいろいろを聴く事ができました。

また、数名の方に実際に患者役になってストレッチャー搬送をされる側の体験も行ないました。

次に看護師・医師より、医療機器の説明やどんな疾病が多いか?どんな疾患のときにどのような準備をしていくか?などなど説明を行ないました。
実際ヘリに載っているバックの中身などの説明も行ないました。

そして縁の下の力持ち、CS(コミュニケーションスペシャリスト)であるTNKさんからの説明。
沖縄県Dr.ヘリの運航範囲や、どこまで何分で行けるか?管制のお話、
皆さん熱心にメモを取りながら聴いていました。


そのあと個人的な質問などを受けているときに、要請が入りましたぶーん


行ってらっしゃーいぶーん

実出動のシーンもみることができて、大満足なヒヨコたちでしたひよこひよこ

今年度の看護師国家試験は2月14日(日)です。
ヒヨコさんたちにとってはバレンタインどころではありませんが、精一杯力を発揮してもらい、4月には看護師の1年生として迎え入れる事ができたらと思います待ってるぞーパンチ!


  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 23:49Comments(0)ドクターヘリフライトナース

2015年11月26日

かわいこちゃん達の見学

おはようございます。海と動物園が大好きなsea-zooパンダです。

今日は北風ぶーんが強く、少し寒くなってまいりました(・・・といっても20℃です)。
そんな中、浦添よりありやけ保育園のさくら組のお友達が、バスに乗って見学に来てくれましたびっくり

「見学中は要請が入りませんように・・・」と祈りながら見学開始晴れ

さくら組にお子さんがいる、フライトナースtommyさんがドクターヘリの説明をします。
みんな熱心に聴いています。


その後先生達と一緒に代わりばんこで搭乗パンチ!
先生たちが写真を撮ってくれました。一緒に写っているのはパイロットのヨッシーです。


最後に、みんなから素敵なお歌音符オレンジと絵のプレゼントをいただきましたよ~

最後にみんなで記念写真晴れ

この中から将来フライトナースやフライトドクター、パイロットになるお友達が出たら嬉しいですラブ
また遊びに来てくださいパー

 沖縄県ドクターヘリは、沖縄県皆さんのものです!ブログをご覧の皆様の中にも、「一度ドクターヘリを間近で見てみたい」「中はどうなっているんだろう?」など興味がある方もたくさんいらっしゃるかと思います。いつでも気軽に見学にいらしてください!運行時間は8:00-17:00となっております。
 今回のように、大勢で見学にいらっしゃる場合には、事前に浦添総合病院 救急事務まで連絡を頂けると助かります了解
 ちなみに、はるばる読谷基地にいらっしゃっていただいても、要請中はヘリはいません。そこはご了承くださいませチョキ

  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 12:05Comments(1)ドクターヘリ

2015年11月14日

「生」を支える

久しぶりに投稿させていただきます。海と動物園が好きなsea-zooですシュノーケルひよこ
今日の沖縄は雲がどんよーりしています曇り


先日看護学生に「フライトナースになるには、救急外来での看護経験だけでいいのか!?」と質問を受けました。

 当院フライトナースには、全員「集中ケア部門での看護経験」を課しています。(ICU/救命病棟など)
理由はいろいろありますが、他県と比べて飛行時間が長く「初期治療」を行なったあとに「空飛ぶICU」として集中治療を継続していく必要があります。
 そのためには日頃から、呼吸器のトラブルシューティングに慣れている事や、急変の前段階での気づく能力、フィジカルアセスメントの技能などを充分習得している必要があり、それらは初療での看護のみならず、集中ケア部門での知識も必要とされます。
 また、初療以上に患者家族と充分関わる機会があり、そこで急性期における家族看護を知る事によって、初療での短期間の家族との関わりから心の変化を知り、それに応じた対応ができるようになるのではないかと考えています。

 私の恩師が「初療での看護目標は生命をささえること。そこから集中ケアに移り生命の維持をしながら、生活を支える看護をしなくてはいけない」と表現していました。「生」(せい)を支えるという目標に関して、どちらにも携わることで、「救急看護」の醍醐味を知る事ができると考えています。

 プレホスピタル看護に興味のある看護師さん、看護学生さん!!見学はいつでも大歓迎ですよ!!





  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 12:58Comments(0)プレホスピタルフライトナース

2015年11月13日

第22回日本航空医療学会総会

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です!

秋になると、医学会が多く開催されるため、出張が増えて忙しくなります。

先日11月6日7日と、群馬県前橋市で第22回日本航空医療学会総会が開催されました。






沖縄県ドクターヘリからも、医師3名、看護師が1名学会発表しました。

私は、離島を抱える沖縄には常に存在する問題として、”下り搬送”について発表してきました。

ドクターヘリを使って、下り搬送ができないかというものです。

運航会社や沖縄県にあらかじめ許可を頂き、一度だけですが、試験的に下り搬送を行った結果について考察し、浦添総合病院からどのくらいの人数の患者さんが、離島や県外に退院しているのか
また、看護師や医師の付き添いを必要としたのは何人かを調査しました。
結論は、「ドクターヘリによる下り搬送は困難」としました。

しかし、空路を使用しなければならない搬送は、必ず必要です。

搬送をメインに行っているサービスは現在日本にはありません。
座れない人も、飛行機に乗れますが、6席分など確保しなければならず、料金もたくさんかかりますし、急な変更が難しいのげ現状です。

現在は、病院のMedical Social Workerが、飛行機や介護タクシーの手配などで、数日かけて調節しています。大変な手間です。

沖縄県は、観光立県であるはずなので、不慮の事故などで、自力で地元に帰ることが困難になった方のための、安心して観光できるようにするサービスの一つと考えられます。

もっと利用しやすくなれるといですね

学会場の向かっていると、群馬県ドクターヘリが上空を飛んで行きました。



今日も全国で、ドクターヘリが活躍しています。



  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 11:32Comments(2)学会

2015年10月29日

初フライト

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です!

今日はとってもいい天気

フライトナースOJT中であります

朝のブリーフィング終了したら、ホットラインが鳴りました

消防指令センターからです(沖縄県では、各市町村で119番通報を受けていたのが、10月から一部の市町村を除いて消防指令センターに集約されるようになりました)

”現場〜”と皆に伝え、出動です

救急隊とほぼ同着しました。



傷病者に接触し、診察後ヘリへ収容し、病院へ搬送しました。

フライトナースOJT 初フライトでした。



無事初フライト終了です。

これからも頑張ってください


  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 10:53Comments(2)現場

2015年10月25日

第19回へき地・離島救急医療医学会 in 沖縄

10月24日(土)に、沖縄県那覇市の自治会館におきまして第19回へき地・離島救急医療学会学術集会が開催され、シンポジウムにお招きいただきました

「離島救急の未来 〜沖縄からの提言〜」というテーマで、沖縄県ドクターヘリとして参加しました。

私の他には、県保健医療部、沖縄県消防指令センター、陸上自衛隊、海上保安庁、MESHからこのシンポジウムに参加し、司会は琉球大学病院救急医学の久木田教授によって行われました。

沖縄県ドクターヘリの紹介から、これからの沖縄県の離島救急に必要なものを、私見が多いですが、3つの項目について話しました。

①八重山や大東島と本島をつなぐ搬送方法
②八重山地方周辺離島における搬送方法
③離島を結ぶICT

八重山や大東島から本島への搬送は、現在陸上自衛隊が行ってくれています。
八重山地方周辺のピックアップは、海上保安庁です。

しかし、彼らは、本来の業務ではありません。

いつまでも、頼っていていいのでしょうか?

僕は、固定翼、それも小型ジェット機は、沖縄には不可欠だと思います。

また、離島やへき地を結ぶ通信や画像伝送システムも必要です。

そんなことを話してきました。

シンポジウムで使用したスライドを一部載せておきます






















  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 13:07Comments(2)

2015年10月17日

まさか・・・

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です

少ないヘリ当番ですが、頑張ります

今日は、いい天気ですが、風が気持ちよい過ごしやすい天気です。

離島搬送の要請がありました

今日の那覇の風景です



少し雲がかかっています

患者さんは、風が少し強かったので揺れて少々気分が悪くなったようですが、無事搬送してきました

帰ってきたら



まさか・・・と思いましたが生きてました

こんな口を半開きで寝るんですね 猫って

引き続き待機します  
タグ :涼しい


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 15:31Comments(2)

2015年10月10日

IMC

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です

1ヶ月ぶりのヘリ勤務

久しぶりだな〜と思っていましたが、あいにくの雨

全国的に天気が悪い中、沖縄は割と良い天気だったのですが、やっぱりこちらも悪くなりましたね




一日中こんな感じです

視界も悪く、今日はIMCです。

ん?IMC?

IMCってなんじゃ

instrument meteorological condition 計器気象状態のことなんですね

つまり、有視界飛行じゃなく、計器飛行しなさいっていうことです。




ちなみに有視界飛行状態をVMCといいます。

ドクターヘリは、夜間の飛行を禁止されていますが、このような気象状態の時にIMCができるような機体じゃないと、風はないのに視界が悪いと飛べないってことになりますので、IMCができる計器も積んでいるんですね

おっ 要請だ

では行ってきます。
  
タグ :IMC


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 17:20Comments(0)

2015年09月08日

平成27年度沖縄県総合防災訓練

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です

今年も9月に入り、沖縄県総合防災訓練が行われました。

浦添総合病院からは、8名のDMATが参加しました。

今年は、本会場から離れた会場の救護所を担当しました。

瓦礫の中から救出された傷病者の初療にあたります。



救護所に到着すると、すでに傷病者が数名救出されていました。



急いで治療を開始しつつ、通信環境(衛生電話)を立ち上げて、本部に連絡します。

同時に消防からは、現場へのDMAT派遣要請がありましたので、急いで派遣します。

今回は、ICT(Infomation & Communication Technology)を駆使した訓練を行いました。

東京電機大学の先生に協力していただきました。

デジタルトリアージシステム、音声クロノロ、動画配信、IP電話と盛りだくさんです。

簡単に説明すると、デジタルペンでトリアージタッグ(専用の)に記入すると、そのままデジタルデータとなって、PC上にリスト化されて閲覧できる優れものです。今までは、記入したものを、人言の手でリスト化して、さらにそれをPC入力したり、FAXしたりして伝えていたのですが、その過程を2〜3個か省けるものです。ただし、現状では全隊員がデジタルペンを持っているわけではないことや、電池が切れたり、通信環境が全くなくなっていると使用できないのが欠点です。

しかし、傷病者情報を本部に伝えるスピードと正確性、現場の人でを軽減できるメリットは大きいので、実験を繰り返し、欠点を改善していきたいですね。

音声クロノロも、ホワイトボードに書きながら、音声でCSVに落とせるので、これもロジスティクスを一人減らせます。

動画配信をすることで、本部でも現場の状況を見ることができるので、とても有用です。

IP電話は、無線免許が必要なく、携帯電波が届くところではどこでも通信できるので、距離の離れた場所どうしの通信に向いています。チャンネルを合わせれば、沖縄と東京でも話せるというわけです。




ドクターヘリももちろん参加しましたよ

今年は、ICTの限りを尽くした訓練ができたので、とても有意義でした。
  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 21:34Comments(2)訓練など

2015年09月07日

交通事故

はいさい、空飛ぶひ〜じゃ〜です

今日は、天気が悪いですね〜

雨が降ってますぐすん

久しぶりのヘリ勤務

今月に入ってから、訓練が多かったので、そろそろ実働したいな〜なんて思ってはいましたが

そんな時ホットラインが

⚪️⚪️消防

現場です。

すぐに無線やバッグを担いでヘリに乗り込みます

どうやら多数傷病者の模様

現場近くで消防と無線交信を試みますが、通じません。

せめて現場上空をとパイロットが向かってくれましたが、雲が多く視程が取れないため
予定されたLPへ着陸



安全確保してくれていた隊にお願いして、追加情報を依頼します。

すると、車3台の衝突で、傷病者は6名。うち軽症5名で中等症1名とのこと。
中等症をLPへ搬送するとのことで、そのまま待機

12分待ちました

接触すると、意識あり
血圧はショック状態
airwayは問題ありませんでしたが、呼吸数40回
FASTではモリソンにfluid collectionが

黄色じゃないじゃん!

静脈ライン確保して、救命救急センターへ連絡

ヘリで搬送しました。コロイド輸液で血圧は上昇し、FAST再検しても、腹腔内出血は増量なし

LPで迎えに来てくれた医師に申し送ってミッション終了しました。

消防のみなさん事後検証しましょうね  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 13:46Comments(0)現場

2015年08月22日

おかえり806

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です

やっと、帰って来ました 806




写真左側が 沖縄県ドクターヘリ本来の機体 806です。

毎年行っている、耐空検査から帰ってきました。

今年は、消防無線のデジタル化の作業も行なっていたため、いつもより時間がかかってしまいました。

やはり、いつもの機体がいいですね

整備士たちも夜遅くまでシップチェンジありがとうございました。




無線関係では、少々機内設備が変更されて、今までよりも使いやすくなってるので、実際に使用してみてみたいですね。

さて、そろそろ雲行きも怪しくなってきています。

まだ台風は遠いですが、影響が出始めています。

今日はまだ大丈夫そうですが、明日は昼頃には、暴風域に入っていそうなので、下手すると明日朝から運休かもしれません。

離島の先生方、早めに要請してくださいね〜
  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 11:46Comments(0)

2015年08月21日

サーファー流される

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です

⚪️⚪️島で、サーファーが流されたとの要請がありました

とにかく、出動しました!

⚪️⚪️島上空で、救急車を発見
その直後、沖で浮いているサーフボードも発見し、上に傷病者が乗っているのも確認できました

救急車と捜索されている傷病者の特徴を合わせます。

サーファーは一生懸命岸に戻ろうとしていますが、波に戻されています。

少なくとも、疲れてはいても健康上の問題はなさそうです。

上空で監視しつつ、海からの救助を待ちます。

そのうち、有志のジェットスキーが来てくれたので、位置を教えて救助完了しました。



近くに漁港に降り、念のため患者さんい状況を確認した。

だいぶ疲れてはいましたが、元気でしたので、病院へは搬送せずぶ、さよならしました。



今年は水難事故が多いです。みなさん、気を付けてください



  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 14:08Comments(0)現場

2015年08月21日

第5回県民健康フェア

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です

遅ればせながら、8月10日(日)に行われた第5回県民健康フェアの報告です。

宜野湾コンベンションセンターで行われました。

午前中は、大雨で、来場者が少ないのではと心配しましたが、昼には天候も回復して、まずまずの天気になりました。




浦添総合病院 ドクターヘリ・ドクターカー・PUSHのブースです。

ご家族連れで来られている方が多く、子供の自由研究にしてくれている子もたくさんいましたよ。

手前の人は的屋にしか見えませんがガ-ン

さすがに、健康に意識が高い人が参加しているようで、みなさん真面目に胸骨圧迫の説明を受けてくれたり、たくさん質問もしてくださいました。

そして、PUSHコースも開きました。
ディレクターは、病院救命士の伊良波です。



そして、ステージでは、コントが行われました



なんかグダグダでした。

ドクターヘリは、展示できませんでしたが、ドクターカーの展示をしました。

当日運営した病院救命士、救急事務のみなさんご苦労様でした。
  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 09:05Comments(0)

2015年08月05日

見学者たち

はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です

暑い日が続きます。

みなさん熱中症に注意してください。

そして何故か沖縄では、地味にインフルエンザが流行っているようなのでご注意を

さて、今日は朝一番に、徳之島から要請があり、ロングフライト行ってきました〜

帰ってくると、たくさんの若者が・・・

おお、県内の看護学校の生徒達が見学に来るんだった

次の要請に備えた後、機体の説明や、沖縄県ドクターヘリの活動について説明しました。

みんな1年生とのことで、興味深々に話を聞いてくれました。質問もたくさんいただきました。



救急医療に興味がある人もいたようです。ぜひ当院に就職してください。

一通り説明が終わったら、ホットラインが鳴りました!

現場です!金武消防恩納分遣所からの要請です!

熱中症疑いとのことでしたが、脳卒中のようです。

金武消防のみなさんは、よくドクターヘリを要請してくれるので、とてもいい連携が取れます。

ほとんど言葉を交わさずに、行動できるので僕らも安心して活動できます。

本島中部の病院へ搬送し、帰ります。
ランデブーポイントに使用させてもらった、農民研修センターありがとうございました。



嘉手納基地の上を通るので、一枚
なかなか見ない米軍基地の航空写真です。



広いですね〜

今日も沖縄が平和でありますように
  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 15:17Comments(0)