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Posted by TI-DA at

2014年06月04日

第17回日本臨床救急医学会

はいさい 空飛ぶひ~じゃ~です!

去る5月31日、6月1日に栃木県の自治医科大で、第17回日本臨床救急医学会が開催されました。

当院の誇る、病院救命士 ◯間氏が、「病院前救護・病院前診療における連携のあり方~ドクターカーに乗務する救急救命士の視点に立って~」
の学会発表がありました。

私は、保護者として付き添いました。

儀◯氏は、学会発表は初めてだそうでしたが、なかなか立派に発表してましたよ
質問にもきちんと答えていました。
初めての学会発表



発表の後は、他県の救命士から質問攻めにあっていました。意外と注目されていたようです。

日本臨床救急医学会は、医師、看護師、救命士、薬剤師、放射線技師etcと救急医療に携わるあらゆる職種が一同に介する全国学会なので、いろいろな視点の発表があって、とてもおもしろい学会です。

今年は、ハイブリッドERや、ICT(Information and communication technology)、地域における救急医療のあり方(救急車たらい回しなど)の話題が中心でした。
また、外傷手術ライブも行われ、僕も実はしばらくぶりに参加したのですが、とても勉強になりました。

学会に参加すると、いい刺激をいただけます!  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 10:47Comments(0)学会

2014年05月25日

梅雨の合間のいい天気

こんにちは 空飛ぶひ~じゃ~です

もう早いもので、ついこの前ゴールデンウィークだとはしゃいでいたら、あっという間に梅雨入りし、5月ももうすぐ終わりです。

そんな梅雨の中の1日ですが、今日はとてもいい天気です!
待機中



朝一番に、久米島から要請があり行ってきました。

しかし、飛行中にトラブルが!

エアコンが・・・

利かなくなりましたがーん

まだ、途中まで働いてくれていたので、汗だくになることはありませんでしたが、むあっとした環境の中患者さんを搬送しました。

患者さんは、かなり高齢の方だったので、大丈夫だったようですニコニコ

夕方まで待機します!  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 14:47Comments(0)ドクターヘリ

2014年05月23日

天気悪っ

ご無沙汰してます

空飛ぶひ~じゃ~です。

今日は、梅雨らしくあいにくの天気で、ヘリも格納庫で待機です。

しかし、雨にも負けず今当院に研修に来ている琉球大学医学部生が見学に来てくれました。


機体の説明を、パイロットの守◯さんがしてくれています。

そうそう守◯さんは、アナ雪にはまっているそうですよ

医療機器の説明、CSの説明をじっくりと行いました。

最後は、ドクターヘリで活動しているところの記録を見てもらいました。

みんな熱心に聞いていました。

未来の日本の医療を支えちゃって下さい。
  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 10:30Comments(0)

2014年04月29日

パズルを1ピースずつ...

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。

最後の書き込みです。今回は、「フライトドクターの先にあるもの」について書いてみたいと思います。

新天地は、沖縄よりもだいぶ南です。台湾を飛び越え、インドシナ半島を通り越し、南シナ海、マレー半島の先端にある小国-シンガポールです。学生時代の国際交流や国際保健活動見学を通じて、身近にあった東南アジアは一度住んでみたい場所でした。



本邦ではTPP交渉が佳境を迎えていますが、東南アジア諸国はだいぶ前から統合に向けて動いています。そして、ASEAN統合が完了する来年末、7億人超の市場が出来上がります。域内貿易がさかんになるのと並行し、莫大の投資がなされ貿易規模が急成長するエリアです。一人毎GDPはまだ日本のわずか1/10ですが、人口増と中間所得層の増加で内需、外需ともに飛躍的な経済成長の可能性を秘めています。これをビジネスチャンスとしてとらえ、日本をはじめ、世界各国が熱い視線を注いでいます。



僕がこれから働く場所は、全世界規模で駐在員や外国人訪問客の医療アシスタンスを専門とする会社です。慣れぬ土地では小さな病気であっても心細くなりますし、労災や交通事故、大病ではなおさらです。電話やインターネットを通じて、病態のトリアージを行い、必要時は現地の医師と連絡を取り合いながら、世界標準の治療を迅速に受けられる体制をコーディネートします。重症な場合は、医療用ジェットに乗り急患空輸も行います。



シンガポールは東南アジア随一の先進国です。政治、経済、医療、教育。治安など多くにおいて最先端であるこの国は、多くの外資を惹きつけ続けています。これまでの培った臨床経験と知識、沖縄で学んだ調整のノウハウ、航空医療の経験など、個々のパズルのピースを組み合わせて次の職場で役立たせていければと思っています。



初海外のゼロからのスタートですが、早く業務慣れて認めてもらえるように頑張ります!そして、まだ医師人生の全体像が見えてきていませんが、次の1ピースにつながるような機会を作りたいと思います。




これまでの拙い投稿に付き合っていただいた読者の皆様、本当にありがとうございました。折をみて、個人ブログを開設し近状報告をしていければと考えています。その時は、また応援をよろしくお願いしますね!



沖縄での出会い、そして得られた数多くの経験に感謝しつつ、読者の皆様のご健勝とご活躍を祈念しております。

本当にありがとうございました。



  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 09:00Comments(1)

2014年04月26日

3年の振り返り「救急医と看取り」

はいさい!フライトドクター ヨシバードです。

今月末をもって、大好きな沖縄を離れることになりました。悲しいかな、ラスト2の投稿になります。

本稿は、沖縄での3年間を振りかえりたいと思います。



そもそも長くいた関東から移住したのは「ドクターヘリ業務」に携わりたいという願いからでした。夢を夢で終わらせないため、旅先で出会った相田みつをの言葉が後押ししてくれました。心の中に押し殺していた夢がマグマのように涌いてきたのが昨日のように感じます。



家族の理解もあり来沖して3年。ドクターヘリ業務に深く関与することができました。今後は、高速道路着陸をはじめもっと他機関と連携をとれるように努力をしています。認知度に関しては、まだまだ途上です。「全国一開かれたドクターヘリ」めざし、引き続き皆様のご理解とサポートをよろしくお願いします。



これまで、3次救命センターやERで働いていた自分にとって、浦添総合病院での業務は貴重な経験になりました。超急性期を乗り切った患者が、集中治療室を出たあとどのような経過をたどるのか、ゴールは何なのか。「命を救う」という疑いもしなかった救急医の使命について、「命を救うとはなんなのか?」「もっと人生をマクロな視点でみたら、本当にこの治療でいいのか」という風に考えるようになりました。「看取り」をはじめとする救急とは真反対にある終末期医療が、実は隣り合わせにあることにも気づかされました。

「医療側のエゴではなく、患者のニーズにあった背伸びしない医療が提供できるか」

最近、面談時に心掛けていることです。

介護保険制度がはじまってから10年以上経ちますが、退院したあとの環境はまだまだ未整備ですし、最期をしっかり責任もって看てくれる医師はほんの一握りです。終末期についての国民議論も進んでいません。団塊の世代が超高齢者になる前に、しっかりとした議論を医療側も、患者側するべき時にきています。

浦添では家族(可能なら本人も交えて)ととことん話し合い、可能な限り治療の方向性を明確にしてきました。それによりチーム内でぶつかることもありましたが、多くの場合ではチームが同じ方向を向かうことで患者と家族に最期の時間をつくることもできました。看取りをした人は数知れず、ただチャンスがある方は粘り強く治療を行い社会復帰につなげれたことも多くありました。

終末期としっかり向き合うことなくして、良質の救急医療はありえないと思っています。10年後に自分が救急の最前線にいるかどうかわかりませんが、浦添で学んだことを胸に刻んで、救急医療の一場面でフィードバックできればいいなと思っています。  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 16:13Comments(0)

2014年04月18日

ティーダヘリ当番の最終日

はいさい!フライトドクター ヨシバードです。

沖縄を離れる日が刻一刻を迫る中で、まるで電気のスイッチを一つまた一つと閉じている錯覚に陥っています。

今日はドクターヘリ当番の最終日でした。研修医の時にフライトドクターに憧れ、夢を追いかけ続けて10年目にして掴んだ現実。アッという間の3年でした。まさかラストフライトの日が来るなんて想像できなかった。人一倍の情熱をティーダヘリに注ぎ込みました。

JA806H(ティーダヘリ)と最後のショット(2014年3月)


総出動回数は194件。1時間が数倍長く感じた鹿児島からの重傷頭部外傷、溺水が相次いだある夏の日、ひっきりなしの要請に対応した炎天下の一日。ガソリン爆発に巻き込まれた気道熱傷の患者を緊急挿管したこともありました。防波ブロックが挟まった絶体絶命のレスキューが一番心に残っているかなぁ。米軍はじめ数多くの訓練にも参加させていただきました。

そして、妻の影のサポートがあって実現したマブヤーヘリの披露会。沖縄県ドクターヘリテーマソングやオリジナルキャラ、離島での初のドクターヘリ展示会、機内誌や取材などなど。去年は5周年記念報告会で、ティーダヘリの過去から現在、未来について多くの方々に講演をいただきました。挙げきれないエピソードも沢山ありますが、すべて良い思い出です。多くの皆様のお力添えによりここまで頑張ってこられました。心より感謝いたします。

これからも全国一県民に開かれたドクターヘリでありますように!そして、いつの日かティーダヘリが沖縄の離島医療・へき地医療の一翼を担っているという真実が多くの人たちに知ってもらえる日がきますように!

最後のヘリ当番日にかけがえのない仲間と



チョコが写真になるなんて!!(≧▽≦)



ドクターヘリ業務からは離れますが、ここ沖縄の地で培ってきた貴重な経験を今後も最大限に活かせるように頑張っていきたいと思います。



さぁ、残り一週間。しっかり引き継ぎをして、当直をして一つ一つ業務を終わらせていきたいと思います。

引き続き本Blogの応援をよろしくお願いします。  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 09:00Comments(0)

2014年04月17日

てだこの詩よ、永遠に!

はいさい!フライトドクター ヨシバードです。

昨夜はティーダヘリPRソング「てだこの詩」の生みの親である琉球チムドン楽団と関係者の皆様から心温まる壮行会をして頂きました。ライブで生の「てだこの詩」、そしてフィナーレに大好きな、大好きな「流れ星」...感極まるものがあり、涙があふれました。



「てだこの詩」は力強くも優しく空に羽ばたく沖縄県ドクターヘリの姿をイメージした曲で、命をつなぐ大切さを聞き手に訴えかけます。僕は今月、イトゥDrは再来月で沖縄を離れますが、この曲を聴いた時に県民の皆様が少しでも私たちのドクターヘリの活動を思い起こしていただければと思います。



余談ですが、てだこの詩の歌詞には「あおい」も「いとぅ」も埋め込まれています。沖縄を離れていても、私たちの魂と熱い思いは永遠不滅です。(^^)/




そして最後になりましたが、琉球チムドン楽団は今後海外へと羽ばたきます。音楽で世界を平和にする、愛を届ける琉球チムドン楽団の更なる飛躍を遠方の地から応援し続けています。

活動内容については、下記をご覧ください。
http://rsoulethnica.ti-da.net/

Viva 琉球チムドン楽団!Forever てだこの詩!
  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 23:41Comments(0)

2014年04月11日

あ~いい天気

はいさい 空飛ぶひ~じゃ~です!

今日もヘリ当番です

最近やっと沖縄らしい天気になるようになってきました

そんな晴天らしく、沖縄は平和なようで、今のところ要請ありません・・・

まあ病気やけががないのが一番ですね!

そんな一日ですが、ドクターヘリも同じ場所にいすぎて煙がでたみたいなのでアップしておきます!!



そして、今日は徳島大学の5年生の医学生さんが見学に来てくれました。

写真は載せません

沖縄のドクターヘリについて、語っておきましたムカッ

もう少し待機しまふ  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 16:03Comments(0)

2014年04月10日

MESHサポートのヘリポート

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。新年度に入って初ヘリ勤務です。

沖縄の空はだいぶモコモコしてきました。紫外線も強くなってきています。天気は穏やかでしたが、急患空輸が3件立て続けにありました。






そのうちの一件は北部の病院に搬送しましたが、隣接の民間救急ヘリMESHサポートのヘリポートを使用させていただきました。これまでは、名護漁港で患者を救急車に移しての搬送だったたので、時間ロスが大きかったのですが、MESHヘリポートが使用できるようになると患者負担も減るし、ドクターヘリの有効活用にもつながるので助かります。


MESHサポートのヘリポートを使用させて頂きました。JA135Eはティーダヘリ(沖縄県ドクターヘリ;JA806H)の代替機です


今後も引き続き臨機応変に使用させていただけると嬉しいです。


  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 16:38Comments(0)

2014年04月10日

小林誠人先生 講演会第二弾のご案内

浦添総合病院 救命救急センター主催講演会 ~第2弾~
公立豊岡病院 但馬救命救急センター センター長 小林誠人先生をお招きして、 講演会を開催します。

第一弾も満員の参加いただきました。対象は、どなたでも大歓迎です!! 是非お越しください!



第2回 小林誠人先生 講演会
テーマ(予定):「蘇生と手術(damage control surgeryなど)」
         「ICU管理とplanned re-operation」

日 時:平成26年 5月12日(月) 18時30分~20時30分

会 場:アルカディア6F コスモホール

講 師:公立豊岡病院 但馬救命救急センター長 小林 誠人先生

座 長:浦添総合病院 救命救急センター長   八木 正晴先生

症例提示: 浦添総合病院 救命救急センター  髙田 忠明先生
  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 08:20Comments(0)

2014年04月06日

シップチェンジ

こんにちは 空飛ぶひ〜じゃ〜   です!

今日は、新年度初のフライト当番です




今年は、涼しかったですが、やっと沖縄らしい空が見えるようになってきました

そんな晴天に恵まれた一日でしたが、今日はてぃ〜だヘリが法定点検のため神戸に帰るので、代替機がやってきました!

ベースの機体は同じ135のドクターヘリカラーです。




そして、代替機が到着した時、ヘリポートが狭いため、上空待機したときに、並走して飛ぶ機体を撮影しました!



飛びながら、もう一機を撮影できる機会は少ないのですが、天気にも恵まれいい写真が撮れました!

本日の待機終了後、装備を移して明日に備えます。

こんばんは整備士は大忙しです。

ご苦労様です。

さあ、これで切れ間なく要請に応えることができます!  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 20:42Comments(0)

2014年04月04日

琉球大学医学部の学生さんが読谷基地を訪れました!

皆様、こんにちは。久々の登場。ピッコロです。
4月に入り、沖縄では紫外線が日に日に強くなってきています。
今日も良い天気です。

さてさて、浦添総合病院では琉球大学医学部の学生さんが2週間単位でクリニカルクラークシップとして勉強にきています。
今日はその一環として、読谷基地でドクターヘリの見学でした。

CSの方から説明を受けています。

真剣に学んでいかれましたよー

午後からは平和な時間が過ぎています。

平和な時間が過ぎています。

引き続きスタンバイします。
  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 15:12Comments(0)

2014年03月31日

私の忘れられない症例

こんばんは。不定期に登場する、海と動物園をこよなく愛するsea-zooクマノミハブです。

沖縄沖縄本島は毎日20度を越え、初夏の暖かさを感じます。

発売されてしばらく経ちましたが、救急看護師向けの雑誌「Emargency Care」の4月号に、私sea-zooの記事が掲載されましたので、自分でベー紹介いたします。


「私の忘れられない症例」ということで、フライトナースとして初めて1人立ちをしたときの症例を書かせていただきました。

「忘れられない症例を書いてください。」と言われると、自身のアセスメントが足りなかった症例、深く反省をした症例などがまず思い浮かびます。

今回書いた症例も深く反省をした症例の1つです。
そういう反省の1つ1つを糧に、フライトナース全員で振り返り、前進して行く所存であります!!

初の1人立ち看護師であろうが、ベテランナースであろうが、患者さんにとっては同じ「看護師」です。
誰が携わってもある程度のレベルの看護を提供できるのが、今の私の教育目標です。

みなさん、明日から新年度ですね!!
目標を達成できるよう頑張って行きましょう




お時間がありましたら、是非ご覧下さいませ!!


P.S 明日は本気で信じてしまうようなウソを言ってはいけません。和む程度でお願いします。
  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 22:33Comments(0)現場プレホスピタルドクターヘリ

2014年03月31日

年度末のご挨拶

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。早いもので本年度も今日が最終日です。沖縄は少しずつ春(夏?)の訪れを感じてきています。週末は関東~東北地方にかけて春の嵐が吹き荒れたようですが、皆さんの年度はいかがだったでしょうか。

今朝、離島からのミッションがあり、年間実搬送数458件となりました。昨年度は482件でしたので、5%ほどの減少となっています。現場からの搬送については、昨年度の115件に対して97件にとどまりました。





ドクターヘリの要請など少ないほうが望ましいのですが、減少の理由として考えられるのは、

① 浦添総合病院ドクターカーが運行2年目を迎え、浦添・宜野湾市など近隣地域からのドクターカー要請が増えたこと
② 平成25年3月より県立中部病院で消防派遣型救急ワークステーションがはじまり、うるま市の一部が医師同乗付き救急車でアクセス可能になったこと
③ 民間救急ヘリMESHサポートが再開となり、北部地域の症例に対応できるようになったこと

の3点です。


先日のドクターカーと、てぃーだヘリのコラボミッションの写真
ドクターカーが出動した症例で、高度医療のための遠方への搬送を近くにいたドクターヘリにお願いしました。






運航5周年を迎えた沖縄県ドクターヘリですが、来年度も更に効率よく迅速な救急医療を提供できるシステムを構築していきたいと思います。関係者の皆様、県民の皆様の温かい応援を引き続きよろしくお願いします。


  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 17:03Comments(0)

2014年03月18日

ぽかぽか陽気な一日です

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。

今日はぽっかり晴れた気持ちいい一日で、のんびりとしたうちなータイムが流れています。

朝はFMよみたんのパーソナリティの方が取材にこられていました。FMよみたんはティーダヘリの基地が位置する読谷村のコミュニティFMです。これまでも、イベントのアナウンスやドクターヘリの業務紹介などで度々お世話になっています。読谷村民はもとより、県民の方々にももっと知ってほしいと考えています。

インタビューを受けるトミーナース




そして、昼過ぎからは東京から大学生・高校生ご一行様がヘリ基地に見学にきてくれました。



「コードブルー」を機に、ドクターヘリの認知も全国区になりましたが、残念ながらまだまだ一般市民の間では深く理解するところまで至っておりません。「ただ早く運ぶ」ツールとしての認識でなく、「早期医療介入」のためのツールとしての理解を草の根的に広げていければと思います。

ヘリの装備を説明するイトゥDr


さぁ、折り返し時点です。今日は平和な一日の予感がしますが、気を引き締めてがんばります!
  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 12:35Comments(0)

2014年03月14日

2000件目の要請

フライトドクター ユースケです。

昨日、2014年3月13日に沖縄県ドクターヘリは運行開始からの総要請2000件をむかえました。

1000件目が2012年2月。その約2年後になります。



2000件.



5年3ヶ月12日の単なる通過点でありますが、

てぃーだヘリ(沖縄県ドクターヘリ)は、多くの患者さんを乗せて飛びました.

これからも飛びます.ずっと.




一分一秒を争う怪我や病気の現場.

そして、離島からの搬送依頼.

適切な治療を、迅速に.


命をつなぐために.元気に退院できるように.


県民のみなさん、
活動へのご理解、いつもありがとうございます.




消防・離島医療スタッフのみなさん、
適切な要請・共同活動、ありがとうございます.




基幹病院のみなさん、
迅速な受け入れ・適切な治療、ありがとうございます.


よりよい活動のために、
てぃーだヘリ、浦添総合病院救命救急センターはさらに前へ進みます.




今後ともよろしくお願いいたします

  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 14:59Comments(0)

2014年03月04日

アドレナリン全開!

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。

また低気圧が本土を襲っているようですが、皆さんいかがお過ごしですか?

2月は比較的要請が少なかった月でしたが、久しぶりに「これぞ、ドクヘリ!」というミッションを経験しました。どんよりと曇り、雨も時々ぱらつく日にその要請はありました。午前、午後と一件ずつ離島からの要請があり、業務終了直前にそのコールがありました。

「耕運機事故!救出中!」

運行管理士が叫び、パイロットと整備が急いでヘリに駆け寄ります。あと5分遅れていればヘリは格納庫に収納していたため、ギリギリのタイミングでした。

ドクヘリは3分後には離陸。空路、無線で救急隊から情報が入ります。

「現在接触したばかり。○台の△性、耕運機がまだ挟まれており、下腿と腹部に刃が食い込んでいる模様。意識はあり。これから救出に入る」

ドクヘリは5分足らずで指定のランデブーポイントに降り立ちました。最悪の事態を想定し、開胸器、モニター一式、トーマスバックを持って、既にピックアップ車に乗り込みました。途中、無線にて救出に時間がかかるような情報が飛び込んでいましたが、地理的に救出後の搬送はヘリに載せ替えるより、救急車で直接救命センターへの搬送が時間的にも患者の容態的にも最適と判断し、近隣の救命センターを搬送先に決定し、クルーに指示を出しました。



患者は数時間前に耕運機に身を挟まれ動けなくなっていたところ、たまたま見にきた友人によって発見されたようです。救急隊長に状況確認と、現在レスキュー状況、救出にかかる時間をきいたあと、隙間から患者の簡単な診察を行い点滴をとりました。時間がたっていることを考えると大量出血は現時点でおきているとは考えにくいですが、耕運機を除去し救出したとたんに血が溢れ出す可能性は十分にあります。また、刃がどこにささっているかもみえないので、肺や腎臓などの損傷についても心配でしたし、体が機械と壁の間に挟まれている状況からクラッシュ症候群の可能性も頭をよぎりました。再び開いてる隙間から服をきり、やっとの思いでパドルパッドを貼りました。



心電図は今のところ問題なし、不整脈もありません。機械を動かすたびに悲痛な声が聞こえてくるので、鎮静薬も投与しました。



30分(感覚的には1時間ですが)ぐらいたったころでしょうか。ようやく刃が本体からはずれ、圧迫が解除されました。橈骨動脈の触れはかわりません。素早く、服を切り診察を行いました。3本刃が食い込んで大きな傷がありましたが、幸いどれも筋膜と肋骨のすれすれのところでとどまっていました。あと数cm刃が大きかったなら...と思うとゾッとします。




刃の処理をし、圧迫止血と簡単な初期評価のあと、低体温に陥る可能性が高かったため患者を救急車へと移し、加温を開始しながら救命センターに搬送しました。

その後ヘリへと戻り、日没する太陽をみながらヘリ基地に帰還しました。

今後は感染症との闘いとリハビリを乗り越えていかなくてはいけませんが、元気に社会復帰したほしいと思います。  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 21:21Comments(0)

2014年03月01日

QAB Q+リポート 「沖縄県ドクターヘリ・活躍と将来」

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。

もう三月ですね。節分が終わったと思ったら、もうひな祭り。まだ雛をだしていないので、早くださなっきゃ。

明日はまた首都圏に雪が降るとか...週末のたびに雪ですが、怪我や風邪をひかないように気をつけてくださいね。

さて、先月6日に 琉球朝日放送 NewsQ+にてオンエアされた番組をご紹介します。



半径200kmをカバーしている「ティーダヘリ」ですが、今回は、一歩踏み込んで今後の展望、問題点についてとりあげてもらいました。




そして、「ティーダヘリ」に命名されたJA806Hのその名前の由来についても、モリモリDrが解説してくれます。

もちろん、イメージソングの「てだこの詩」もエンディングで流れていますよ♪♪

※テロップの「県立浦添総合病院」というのは、愛嬌です。当院はプライベーホスピタルです (^-^)
  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 17:06Comments(2)

2014年02月24日

離島診療所との初ビデオカンファ

はいさい。すっかりご無沙汰のフライトドクター ヨシバードです。

早いもので2月もあと4日で終わりですね。今月は内地は豪雪に見舞われましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。沖縄はさすがに雪までは降りませんでしたが、肌寒かったです。先週ぐらいから少しずつ春の訪れを感じます。

今日は、離島診療所の先生方と初ビデオカンファレンスを行いました!民間救急ヘリ時代を含めると8年、離島医療の支えに少しでもなればとヘリは飛んでいますが、もっと密にコミュニケーションをとりたいというA島の先生の提案もあり、ようやくこぎつくことができました。

本日は当センターフライトスタッフ6名、10離島計13名(遠くは宮古の多良間島や大東島)の参加を頂きました。一度にこんなに遠くにいる人たちが集える時代になったんだなぁって、えらい感激してしてしまいました。世界が狭くなっていることを実感しました。






今日は離島の医療事情、診察や検査の限界、時間の流れ、そして我々のドクターヘリでできること、搭載物品などの情報共有を行いました。顔の見えるこれらのやり取りが互いの理解を深め、今後の運行改善につながればいいなぁと思っています。



今後は受け入れ先の病院のスタッフ、消防も招いて島全体で離島医療を支えていける体制が構築できること願っています。  

Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 21:26Comments(0)

2014年02月21日

来年度の離島赴任医師

はいさい!
久しぶりのヘリ勤務です! 空飛ぶひ~じゃ~です!

今日は、少し朝寒かったですねがーん

でも、日が出てきたら、ぽかぽかどころか、日に焼けそうですムカムカ

まあ、今日も頑張ります!

今日は、県立◯部病院の先生方が、ドクターヘリの見学に来てくれました。

来年度から、離島に赴任する先生たちです!

ドクターヘリの要請の流れや、装備について説明させてもらいました。

また、離島での不安や心配についても話し合い、悩むようならヘリを要請して下さいと要請しておきましたあかんべー



写真は、ヘリの機体について、機長から説明を受けているところです。

みんなで、県の医療を支えていきましょう!!


  


Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 12:11Comments(0)ドクターヘリ