2013年12月07日
沖縄県総合防災訓練+日本DMAT九州ブロック実働訓練
つい先日沖縄県で、総合防災訓練が行われました。
今年は、九州沖縄ブロックの日本DMATの実動訓練でもありましたので、なんと九州沖縄から日本DMAT登録チームが50チーム沖縄に参集しました!
1チーム5名ですので、医療チームだけで250名を超える大人数です。
私空飛ぶひ~じゃ~は、統括DMATという資格も持っているので、今回の訓練では、SCU本部長という役目を仰せつかりました。
えぇっDMATとかSCUとか統括とかわからない?
しょうがないですね~
まずは、DMATですが、Disaster Medical Assistance Teamの頭文字をとったものですが、災害時に被災地内外より派遣される災害用医療チームです。
医師・看護師・ロジスティクスで構成されており、1チーム5名が基本です。
浦添総合病院は、2チーム所有しています。ロジスティクスとは、本来物資を調達したりする立場の人を指しますが、日本では主に医師看護師以外を指します。
統括とは、DMAT隊員として訓練を受けた中で、さらに上位の訓練を受け、DMATチームをまとめ上げる訓練を終了した者を指します。
そして、SCUとは、Staging Care Unitのことで、広域搬送拠点臨時医療施設を意味します。
被災地内では、病院も被害に合うため、被災地外で緊急に治療を受けなければならない患者さんたちを自衛隊の航空機を使用して日本中どこへでも搬送できるようにするための拠点です。
今回の訓練では、津波のため那覇空港が使用できなくなったため、陸上自衛隊基地にSCUを設営したというシナリオです。
上の写真はSCU本部ですが、自衛隊と沖縄、宮崎など各県のDAMTが入っています。
自衛隊の方たちが、テントを設営してくれましたが、こんなテントをいくつも一晩で設営してしまうんです。すごい!
そして、こんなトラックも用意してくれて、奥には自衛隊のアンビー(救急車みたいなものですが、4名まで患者を搬送できる)も2台あります。
訓練では、離島から避難してきた住民の方たちや、県内の病院で治療したけど県外へ搬送しなければならない患者さん、救出された患者さんなど計50名が搬送され、DMAT19チームで(他にもDMATが活動する場所はあり、全てがSCUで活動するわけではありません)治療にあたりました。
こういう時には県が違うなど言っていられませんので、自衛隊の方たちも一丸となって治療にあたっていました。
反省点もたくさんありましたが、とってもいい訓練ができたと思います。
そして、また新しくお知り合いに慣れた他の県のチームもたくさんでき、楽しかったです。
こうやって、普段接していれば、いざというときに一緒に働けますよね
関係者のみなさんありがとうございました。
今年は、九州沖縄ブロックの日本DMATの実動訓練でもありましたので、なんと九州沖縄から日本DMAT登録チームが50チーム沖縄に参集しました!
1チーム5名ですので、医療チームだけで250名を超える大人数です。
私空飛ぶひ~じゃ~は、統括DMATという資格も持っているので、今回の訓練では、SCU本部長という役目を仰せつかりました。
えぇっDMATとかSCUとか統括とかわからない?
しょうがないですね~
まずは、DMATですが、Disaster Medical Assistance Teamの頭文字をとったものですが、災害時に被災地内外より派遣される災害用医療チームです。
医師・看護師・ロジスティクスで構成されており、1チーム5名が基本です。
浦添総合病院は、2チーム所有しています。ロジスティクスとは、本来物資を調達したりする立場の人を指しますが、日本では主に医師看護師以外を指します。
統括とは、DMAT隊員として訓練を受けた中で、さらに上位の訓練を受け、DMATチームをまとめ上げる訓練を終了した者を指します。
そして、SCUとは、Staging Care Unitのことで、広域搬送拠点臨時医療施設を意味します。
被災地内では、病院も被害に合うため、被災地外で緊急に治療を受けなければならない患者さんたちを自衛隊の航空機を使用して日本中どこへでも搬送できるようにするための拠点です。
今回の訓練では、津波のため那覇空港が使用できなくなったため、陸上自衛隊基地にSCUを設営したというシナリオです。
上の写真はSCU本部ですが、自衛隊と沖縄、宮崎など各県のDAMTが入っています。
自衛隊の方たちが、テントを設営してくれましたが、こんなテントをいくつも一晩で設営してしまうんです。すごい!
そして、こんなトラックも用意してくれて、奥には自衛隊のアンビー(救急車みたいなものですが、4名まで患者を搬送できる)も2台あります。
訓練では、離島から避難してきた住民の方たちや、県内の病院で治療したけど県外へ搬送しなければならない患者さん、救出された患者さんなど計50名が搬送され、DMAT19チームで(他にもDMATが活動する場所はあり、全てがSCUで活動するわけではありません)治療にあたりました。
こういう時には県が違うなど言っていられませんので、自衛隊の方たちも一丸となって治療にあたっていました。
反省点もたくさんありましたが、とってもいい訓練ができたと思います。
そして、また新しくお知り合いに慣れた他の県のチームもたくさんでき、楽しかったです。
こうやって、普段接していれば、いざというときに一緒に働けますよね
関係者のみなさんありがとうございました。
Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 16:36│Comments(0)
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