平成29年度沖縄県総合防災訓練ドクターヘリ調整部
はいさい 空飛ぶひ〜じゃ〜です。
先の9月2日に、沖縄県総合防災訓練が開催されました。
浦添総合病院からは、県庁災害対策本部ドクターヘリ調整部と、海上自衛艦”いせ”SCUへチーム派遣いたしました。
私は、ドクターヘリ調整部を担当しました。
本来ならば、その下にドクターヘリ本部ができるのですが、今回他県からの応援はなく(奄美ドクターヘリが参加予定でしたが、ミッションが重なり参加不可)、人員を確保できなかったため調整部で兼任としました。
沖縄には、消防防災ヘリはないため、航空機の運用は、自衛隊、海上保安庁、警察、ドクターヘリとなります。
今回は、沖縄本島北西沖で地震が発生し、北部は津波で壊滅状態というもので、北部からの住民や病院避難、傷病者対応が今回のテーマでした。
ドクターヘリ調整部で、ヘリ搬送依頼を受けていましたが、ドクターヘリは1機しかいない中で、たくさんの依頼をいただきました。
DMAT調整本部と協力して、陸路搬送へ振替や、自衛隊、海上保安庁への依頼を見なしで行いました。
実際に、各機関と協議できれば良かったのですが、今回対策本部には自衛隊しかいなかったので、ほとんど協議はできませんでした。
今後の課題ですね。
今回の訓練では、10名の搬送を航空機で行いました(氏名が書いてありますが、全て訓練用の氏名です。実在しません)。
まだまだ課題は残るものの、毎年何らかの進歩を感じるここ数年の訓練だったと思います。
そして、その陰には、実際の災害での経験があったためであることも事実です。
県庁防災危機管理室では、現場での画像も見ることができます。
熊本地震で、教えてもらった、ドクターヘリ用クロノロも試して見ました、
ドクターヘリも、いせに着艦しましたよ(近日公開!)
参加したみなさんお疲れ様でした。
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