2013年12月29日

2013年もあと3日

はいさい。ヨシバードです。

久々の投稿です。5周年報告会が終わってから、張りつめていた緊張がきれてしばし「真っ白」になってしまいました。色々と報告すべきことはあるのですが、もういつの間にかあと3日で2014年です。少しずつやりますね!

2013年もあと3日


12月は沖縄も例年以上の寒さで、心疾患、脳血管疾患が増えています。体外循環の管理も今月は群を抜いて多いです。大型連休で旅行にいかれる方も多いと思いますが、寒波が日本を襲っていますのでくれぐれも怪我、体調管理には気を付けてくださいね。

さて、個人的には昨日が2013年のドクターヘリ当番で飛び納め、今日は締めのドクターカー当番です。

2013年もあと3日

ドクターヘリについては、今年は総じて現場要請が少なくなった印象があります。各地でドクターカーが始まっている影響であればいいのですが、早期医療介入の意識が要請側で薄くなっている懸念もあります。来年は、消防まわりを再開し、再度早期医療介入の重要性について説いていこうと思います。

今年最後のドクターヘリ出動(残波岬上空にて)
2013年もあと3日


迎えにきてくれたカースタッフ
2013年もあと3日

ドクターカーはシステム運用を日々改善してきました。消防との連携は格段によくなっている印象がありますし、後期レジや運行スタッフも目に見えて成長しているのがわかります。来年はもっと近隣消防から信頼されるチームとなれるよう努力を続けます。

今年、自分が最も印象に残った症例は真夏にカー出動した若年者のCPA症例です。

(以下参照↓↓)
http://drhekiokinawa1.ti-da.net/e5228125.html

覚知要請を受け、発症からわずか10分以内に接触し、現場で這いつくばって挿管、電気ショック、薬剤投与を行い、病院到着後も速やかな冠動脈検査、体外循環、低体温治療につなげることができました。成人になったばかりの患者は、数週間の集中治療とリハビリを経て元気に退院をしていきました。これこそ我ら救急医が外に出る意義です。

本日のドクターカースタッフ
2013年もあと3日

2014年も多くの命をつなげることができるよう救命センター一同頑張りますので、応援をよろしくお願いします。

2013年もあと3日



Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 16:10│Comments(0)
 
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