2013年10月02日
救急医やっててよかった!
はいさい。フライトドクター ヨシバードです。
毎日のように生死の最前線に立って仕事していますが、今週救急医としてうれしいことがありました。
医師である以上、命を救うということは最もやり甲斐があることです。そして、元気に社会復帰をできることはなおさらです。
ただ、医療が発達した現代であっても、現実的には完治をできない難病や、老衰を食い止めることはできません。そういう中でも、何が一番患者と家族にとっていい選択肢になるのか考えていっています。
本日、神経難病で入院していた患者さんを無事退院させました。

肺炎から敗血症をきたし集中治療を経た後、家族と本人の意思を尊重し在宅医療に舵をきりました。呼吸器をつけたまま在宅でみるには多くのハードルが存在します。介護保険を申請したり、ケアマネージャー、往診医との連携、訪問看護、訪問入浴などなど...家族にも熱心な介護をお願いしなければいけません。何度も他職種と合同カンファレンスを行い、スムーズに在宅に戻れるよう摺合せを行いました。

長かった病院での生活から慣れた自宅へ移り、より良い療養を送ってほしいと思います。

そんななか、病棟回診である患者さんに声をかけられました。
「先生、明日退院許可でたよ!」
「ん??ごめんなさい。ちょっと名前が...」
「〇△◇ですよ。覚えてないですか?ほら先日、おぼれて・・・」
「あーー!あのときの!」
無理もありません。先日、ドクターカーで出動し救命した患者です。肺にたくさんの水を吸い込み、呼吸状態が不安定の状態の姿しか僕は知らないのですから。病院到着早々に人工呼吸器管理を開始しました。血色は戻り笑顔に満ちていて、集中治療を行っていた時とは全然別人でした。
救急医をやってよかったと思った瞬間でした。これだからやめられないません。
これからもがんばります!
毎日のように生死の最前線に立って仕事していますが、今週救急医としてうれしいことがありました。
医師である以上、命を救うということは最もやり甲斐があることです。そして、元気に社会復帰をできることはなおさらです。
ただ、医療が発達した現代であっても、現実的には完治をできない難病や、老衰を食い止めることはできません。そういう中でも、何が一番患者と家族にとっていい選択肢になるのか考えていっています。
本日、神経難病で入院していた患者さんを無事退院させました。
肺炎から敗血症をきたし集中治療を経た後、家族と本人の意思を尊重し在宅医療に舵をきりました。呼吸器をつけたまま在宅でみるには多くのハードルが存在します。介護保険を申請したり、ケアマネージャー、往診医との連携、訪問看護、訪問入浴などなど...家族にも熱心な介護をお願いしなければいけません。何度も他職種と合同カンファレンスを行い、スムーズに在宅に戻れるよう摺合せを行いました。

長かった病院での生活から慣れた自宅へ移り、より良い療養を送ってほしいと思います。
そんななか、病棟回診である患者さんに声をかけられました。
「先生、明日退院許可でたよ!」
「ん??ごめんなさい。ちょっと名前が...」
「〇△◇ですよ。覚えてないですか?ほら先日、おぼれて・・・」
「あーー!あのときの!」
無理もありません。先日、ドクターカーで出動し救命した患者です。肺にたくさんの水を吸い込み、呼吸状態が不安定の状態の姿しか僕は知らないのですから。病院到着早々に人工呼吸器管理を開始しました。血色は戻り笑顔に満ちていて、集中治療を行っていた時とは全然別人でした。
救急医をやってよかったと思った瞬間でした。これだからやめられないません。
これからもがんばります!
Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 07:53│Comments(0)