～南の島々から命の地域格差をなくしたい～　　　　　浦添総合病院　救命救急センター　

こんにちわ、チーバーです

本日は暖かい日差しに恵まれて今のところ要請もない平和な時間を過ごせています。
このまま皆さん健康に事故のない平和な日々であることを願っています。


今回は医療機材が入っていたバッグを一新したので紹介しようと思います。

左から旧成人用バッグ、旧小児用バッグ、新バッグの順です

今までのバッグは左側にあるオレンジのバッグをふたつ使用し、大きい方を成人用、
小さい方を小児用としてそれぞれ機内に搭載していました。
新しいバッグは内容を大幅に変更して右側にある青のバッグへとコンパクト化しました



中をのぞいてみると、


様々なセットのバッグが小分けにされて収納されており、非常に見やすくなりました。
右から挿管セット（呼吸を助けるための道具）、骨髄針セット（骨髄針という針を
刺すための道具）、外傷セット（大きな骨折や傷を安定化させるためのセット）、
バッグバルブセット（酸素を送り込む時に使用するものが入っています）、
包帯セットとあります。その他にも様々な医療機材が詰め込んであります。



またバッグの上や正面・側面・背面にも小さなバッグがついており、マジックテープで
取り外しができるようになっています。

この中には点滴のセットや小児用の医療機材、ガーゼなどがたくさん収納されており、
現場活動にも対応できるような作りになっています。








バッグがコンパクト化されたことでさらに早く患者さんの元へ行けると思います。
まだまだ試作段階ではありますが、これからも医療活動がスムーズに行えるように
工夫して行きたいと思います