2012年05月17日

日米合同災害訓練レポート

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。

ちょっと前になりますが、日米の合同災害訓練が金武町にある米軍施設内ブルービーチで行われました。

これは、2004年に米軍の大型輸送ヘリコプターCH-53Dが沖縄国際大学敷地内に墜落、炎上したことを受けて、日本、アメリカ両国の関係機関のスムーズな連携を目的に年1回開催されてるものです。

今回は、海兵隊のヘリが海上に墜落し、破片が陸上にも散乱し、陸海ともに要救助者がいることを想定した訓練でした。海上保安庁による海上吊り上げと油回収、沖縄県警艇による海上搬送、陸上では消火活動と負傷者の救出が金武消防によって行われました。

日米合同災害訓練レポート


日米合同災害訓練レポート


消防覚知から早々にドクターヘリの要請があり、事故発生から20分後には現場でトリアージと治療をはじめることができました。最終的には、重症患者を在沖海軍病院まで搬送し訓練終了となりました。

日米合同災害訓練レポート


日米合同災害訓練レポート


日米合同災害訓練レポート




もちろん大規模災害など起きないことが一番ですが、もしもの時に少しでもドクターヘリが役に立てるように、今後も各機関との連携・訓練をいこうと思っています。



Posted by ドクターヘリオキナワ1 at 14:49│Comments(1)
この記事へのコメント
すごい連携ですね!
Posted by dai at 2012年05月17日 15:49
 
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