～南の島々から命の地域格差をなくしたい～　　　　　浦添総合病院　救命救急センター　

ごぶざたしております、フライトナースのNRSです。
早いのものでもう12月、師走ですね
忘年会にクリスマス、お正月と楽しく忙しい時期です。
体調には十分気をつけてお過ごしください

さて、先日、消防さんにお誘いいただいてCSRM訓練に参加させていただきました。
CSRMとは　Confined Space Rescue and Medicine、狭隘空間における救助、医療活動のこと。
倒壊した建物の中など、身動きができないくらい狭い空間での活動を想定した訓練です。

こんな瓦礫の山を訓練場に。






瓦礫の下をくぐったり。




（本当は周囲の状況を確認しながら進むものなのに、狭すぎてくぐるのに必死で何も見ていませんでした…）


ブルーシートで要救助者を保護する方法を学んだり。


（教えていただいた通りやったはずなのに、どんくさいNRSは手が足りなくなり患者役をゴツンゴツン地面にぶつけてしまいました…）


（ミノムシではありません）


消防さんはこんな狭いところでの救助活動を。





私たちは普段、消防さんが救助してきてベッドに寝かせてくれた患者さんをみています。
その一番最初の救助、というものがどれほど大変なことなのか、身をもって学ぶことができました。
日々鍛えておられる消防士さんたちの、キビキビとした動きのカッコ良いこと…
状況によっては、われわれ医療スタッフもあの瓦礫の中で医療活動を行うことになります。
改めて、どんな場面にも対応できるよう、技術を磨かなければいけないなぁと思いました。

今回、一緒に訓練をしていただいた浦添消防、宜野湾消防のみなさま、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします！