浦添市総合防災訓練
本土は寒波が訪れているようですね。沖縄も11度まで気温が下がるなど例年よりも気温が下がっています。南部地区の救急病院は満床が続いてきびしい状況です。寒いと体調を崩される方が増え、深夜も救急外来が混雑しています。みなさま体調管理はしっかりとおねがいいたします。そしてできるだけ日中に受診していただけますようご理解とご協力をお願いいたします。
沖縄県ドクターヘリは今月は31件出動と通常よりも多い出動となっています。
1月30日には浦添市総合防災訓練が実施され、浦添消防を中心に宜野湾消防、陸上自衛隊、米軍消防隊、日本赤十字社、沖縄県DMAT隊そして沖縄県ドクターヘリも参加しています。地域の救助機関が共同で活動するためお互い顔をあわせて動きを確認し合うことは災害時に有効な活動を行うために非常に大切です。
高波が浦添市沿岸に押し寄せて多数の傷病者が出たという想定でした。
地上からは消防・自衛隊と沖縄県DMAT隊(浦添総合病院隊)
空からは沖縄県ドクターヘリが着陸
陸上自衛隊医療班から傷病者を引き継ぐ
DMAT隊と連携し優先すべき重症者をドクターヘリで医療機関へ
このように行政と医療機関は起こってしまったときに備えて連携し、力を合わせています。沖縄県ドクターヘリもさまざまな機関と顔の見える地域救急災害医療をめざしてますます頑張ります。