師走
あっという間に年の瀬ですね。町はイルミネーションでクリスマス一色ですが病院は季節に関係なく混雑しています。石川県能登半島にある恵寿総合病院から鏡医師が救命センターの研修に来ています。恵寿総合病院は昭和9年から地域医療を実践する伝統ある病院で研修医教育にも力をいれています。
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鏡医師は救命センターの外来を持前の冷静沈着さで対応してくれ大変助けられています。先日は指導医那須医師のもとでドクターヘリOJTを行い、離島から小児の呼吸不全の患者さんを搬送しました。しっかりと補助換気を行って安定させたまま那覇の小児科の病院へ無事搬送。将来は産婦人科医を目指しているということです。救急対応のできる産婦人科医がまた1人こうして誕生することは日本の医療にとって心強いことです。浦添総合病院救命救急センターは若手医療者の修練の場としても、充実・洗練された環境をスタッフ一同目指していきたいと思っています。
無事搬送を終えて 那須指導医 鏡医師 中光DMAT看護師