2歳になりました!!
県ドクターヘリは本日で2歳になりました~
2008年12月から国と県の事業として浦添総合病院救命救急センターを基地病院としてスタートした沖縄県ドクターヘリ、本日までに2年間で611件の要請に対して553件出動し患者さんを搬送してきました。
これが多いのか少ないのか?同じ規模の人口で同じように離島にも出動する似た者どうしの長崎県ドクターヘリは2009年度1年間で560件出動しています。沖縄県の2倍要請をされています。
そして沖縄県の場合、要請元は離島診療所・病院が9割、消防1割となっています。
離島の先生方にはすっかりなじんでいただいたようです。重症者の長距離搬送も大切な業務の一つですが、ドクターナースを早く傷病者に接触させるのがドクターヘリの一番の目的です。本島内の消防の皆さんにもっと活用して頂くことで、傷病者の救命率向上や予後改善につながります。そのためにドクターナースが消防署に出向いての研修や読谷基地の見学はどんどんやって消防のみなさんと信頼関係を築きながらドクターヘリの使い方を知ってもらうよう取り組みます。
沖縄県ドクターヘリ、ぜんぜん力余ってます。
今の倍の件数はいけます
ぶっちゃけもっと使ってください
命の地域格差をなくすため、沖縄県ドクターヘリは3年目ももっともっと「安心」と「医療」を届けられるようにすすんでまいります。県民の皆様の応援をよろしくお願いいたします。